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インプラント・入れ歯

インプラント用歯磨き粉のおすすめ

まつもと歯科 理事長・総院長 松本 正洋

今回は「インプラント用歯磨き粉のおすすめ」について書いていきます。

インプラント用歯磨き粉のおすすめ

粉
  1.  コンクール ジェルコートIP
  2. バイオリペア PRO

【インプラント歯磨き粉おすすめ①】コンクール ジェルコートIP

言わずと知れた王道歯磨き粉で、その実力は王道と言われるほどです。歯科関係者から圧倒的に支持を得ていると思います

コンクール ジェルコートIPは、インプラントケアのためだけに作られた歯磨き粉です。文字通り形状はジェル状です。

✔︎フッ素無配合でインプラントを守る

 

市販の歯磨き粉には配合されていて当然・むしろ配合されていてほしい「フッ素」。しかしこれは、インプラントにとっては良くないものでもあります。

なぜならフッ素によってインプラントが腐食され、それによりインプラント周囲炎のリスクが高まるから。これは最近の研究でも明らかにされています。

✔︎塩酸クロルヘキシジンの高い殺菌力

高い殺菌力が認められた殺菌剤配合により、歯周病インプラント周囲炎を予防します。

✔︎歯茎の健康を守る

高い殺菌力だけでなく、歯茎の血行促進成分も配合。これにより歯茎の血流が活性化され、歯茎の健康を守ります。

【インプラント歯磨き粉おすすめ②】バイオリペア PRO

 

✔︎フッ素無配合でインプラントを守る

インプラントを腐食させる可能性があるフッ素無配合です。これによりインプラントを入れている方でも、安心して使用することができます。

✔︎ラクトフェリンでお口の健康を守る

もうちょっと細かい話をするとこの歯垢(プラーク)は、外からの刺激から内部を守るような構造になっており、これを「バイオフィルム」といいます。バイオフィルムがあることで、歯垢(プラーク)は歯などにくっつき、取れにくくなっているのです

このバイオリペア PROに含まれているラクトフェリンは、このようなバイオフィルムが作られるのを防いでくれます。

✔︎ヒアルロン酸で歯茎の健康を守る

ヒアルロン酸が含まれていることで、歯茎の健康状態を持続させることができます。

インプラントはなぜ歯磨きが重要?

歯ブラシ

インプラントを入れてからこそ重要になってくるのが、毎日の歯磨きと歯科医院でのメインテナンスです

インプラントを入れた後でも歯周病のように歯茎が腫れることがあります。これを「インプラント周囲炎」といい、進行するとインプラントごと取れてしまうなどトラブルの原因となります。

これらの原因のほとんどは歯垢(プラーク)と言われています。

そのため気づいたころにはインプラント周囲炎がかなり進行しており、インプラントごと取れてしまった・・・ということも。ゆえに日頃からセルフケアと歯科医院でのメンテナンスを徹底し、前もって防ぐことが重要なのです。

▼インプラント周囲炎などトラブルについて詳しくはこちら

https://matsumoto.or.jp/toothteeth/implant-failure/

ケアにはインプラント専用のものを

水

市販されている歯間ブラシなどの素材によっては、インプラントそのものを傷つけてしまう可能性があります。表面に傷がつくと面が荒くなり、細菌がつきやすくなることも。

そのため、毎日の歯磨きやセルフケアにはインプラント専用のものを使用しましょう。

インプラントにおすすめの歯磨き粉まとめ

歯のキャラクター

インプラントを長持ちさせるため、インプラントを清潔に保つためには日頃のケアが重要です。インプラント専用のものを使うことで、よりその効果を高めることができるでしょう。

この記事の監修者
医療法人真摯会 まつもと歯科
理事長 歯科医師 総院長 松本正洋
1989年国立長崎大学歯学部卒業。1989年歯科医師免許取得。1998年医療法人真摯会設立。日本抗加齢医学会 認定医。日本歯周病学会。

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