歯が健康のバロメーターに

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ご自身の歯の寿命を延ばすためには、歯周病の予防が必要です。
歯周病を予防するには、毎日のセルフケアがかなり大切になりますので、できるだけ毎食後に歯を磨くようにしましょう。

寝ている間は口の中の細菌が増えやすいので、とくに就寝前はていねいに歯みがきを行ってください。20代後半からは歯周病を発症する人が増えてきますので、特にご注意ください。

歯肉炎治療で早めの歯周病予防

歯周病の初期の段階では歯肉炎といって歯肉部分に炎症が起こります。ご自身では毎日鏡で見ていても気づかない場合もありますが、歯科衛生士が見ればすぐにわかりますので、当院の定期検診にお越しになれば、早めの歯周病予防ができます。

歯ぐきに赤く腫れたような部分があったり口臭や歯ぐきからの出血等、気になることがありましたらお早めに当院の定期検診をお受け下さいね。

普段の歯みがきだけでは取りきれない部分に歯と歯の間の汚れがあります。個人差はありますが、歯間ブラシやデンタルフロスを補助的に使ってもなかなかきれいにならない部分もあると思います。当院の定期健診では歯科衛生士が正しい歯の磨き方をお教えし、磨きにくいところを効果的にきれいに出来るやり方をご説明します。虫歯もそうですが、歯周病もまた早めの対応が重要です。

歯と全身の健康には深い関連性があり、歯周病は、糖尿病、心疾患、血管障害、誤嚥性肺炎、関節リウマチなどとの関連も指摘されています。出来る限り歯周病を予防し、健康な歯を保つことが、全身の健康にもつながります。

デンタルリンス、マウスウォッシュ、口内洗浄剤の効果について

口臭を消したり、歯みがきが出来ないときに口の中をスッキリさせる目的で洗口液(せんこうえき)を使っておられる方は多いのではないでしょうか。デンタルリンス、マウスウォッシュ、口内洗浄剤などとも呼ばれていて、ドラッグストアに行けば、様々な種類のものが販売されていますので、目移りしてしまいますよね。

テレビのCMでは歯周病に効果があると言っていますが、マウスウォッシュは歯周病にどの程度効果があるのでしょうか?

実はマウスウォッシュは、歯周病の予防には効果がありますが、歯周病をなおしてくれるわけではありません。というのは、歯周ポケットの中にまでは届きにくく、歯周病の原因とされるバイオフィルムの内側にいる細菌には効果がないと考えられます。

虫歯と歯周病の原因は歯垢で、歯垢はバイオフィルムの一種です。バイオフィルムは口の中にいる様々な細菌を膜のバリアーで覆った状態のことで、バイオフィルムを除去するためには、機械的に磨いて擦りとる必要があります。

歯垢をとるのにマウスウォッシュだけで効果があると楽でいいのですが、実際には歯周ポケットの中には殆ど薬効が期待できません。つまり、一度虫歯や歯周病になったら、洗口剤だけの使用で良くなることはありません。

しかし全く効果がないわけではありません。マウスウォッシュはブラッシングと併用することによって歯肉炎に対する効果があることが報告されていますので、まずブラッシングをして歯垢を除去してからマウスウォッシュを使うことによって、口腔内を清潔にすることができます。

このように、洗口液は使い方によって効果が違います。面倒でもやはり歯みがきを主にして、マウスウォッシュは補助的に使用するという考え方で、毎日のお口のケアをしてくださいね。

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