今回は「口内炎に効く食べ物」についてまとめていきます。
目次
口内炎が痛い時に効く・おすすめの食べ物
口内炎が痛いときの食事はどんな食べ物を選べば良いのでしょうか?
【口内炎が痛い時に効く食べ物②】ビタミンB6を多く含むもの
【口内炎が痛い時に効く食べ物③】水分を多く含むもの
【口内炎が痛い時に効く食べ物④】やわらかいもの
【口内炎が痛い時に効く食べ物①】ビタミンB2を多く含むもの
口内炎ができたときにおすすめなのが、ビタミンBを含む食べ物を積極的に取ること。
ビタミンBと一言に言ってもいくつかの種類がありますが、その中でも特にビタミンB2・B6が口内炎に効果的です。ビタミンB2・B6には、皮膚や粘膜の修復を促す働きがあるため、口内炎を治すのに効果的なのです。
✔︎肉:レバー、赤身肉
✔︎魚:サバ、サンマ、ししゃも、ブリ、うなぎ、アナゴ
✔︎おかず他:納豆、卵、きのこ類、海苔、わかめ、牛乳
ビタミンB2を取りすぎても、尿中に排出されるので過剰摂取の可能性は低いです。
【口内炎が痛い時に効く食べ物③】ビタミンB6を多く含むもの
✔︎肉:レバー、鶏のささみ
✔︎魚:かつお、まぐろ、鮭
✔︎おかず他:にんにく、バナナ、さつまいも
日常生活的には過剰摂取の心配はありません。ただ特定の成分のみを取ると感覚に異常が出たという報告もあります。サプリメントなどを併用する場合は、量を守って摂取しましょう。
【口内炎が痛い時に効く食べ物③】水分を多く含むもの
乾燥しているものやパサパサした食べ物は、口内炎の部分やお口の中を傷つけやすいです。
魚は焼き魚よりも煮魚の方が水分を多く含むためおすすめです。野菜も炒め物より煮物や汁物で取ることをおすすめします。
【口内炎が痛い時に効く食べ物④】やわらかいもの
煮物など水分を多く含むだけでなく、そのものが柔らかい食べ物、口の中でほぐれても口内炎を傷つけないようなものだとなお良いです。油を含んでいたりマヨネーズがついていたり、飲み込みやすいもの・のどを通りやすいものをイメージするとわかりやすいかと思います。
口内炎が痛い時避けるべき食べ物
口内炎や粘膜にとって刺激が強いものは厳禁です。
✔︎熱いもの
✔︎辛いもの
✔︎酸っぱいもの
✔︎固いもの
固いだけでなく弾力のあるものも注意が必要です。噛む回数が増えることで口内炎を噛んでしまうリスクが上がります。
また塩辛いものや香辛料がきいているものなど、普段はさほど刺激を感じない食べ物でも注意が必要です。口内炎が痛い時は話が別。なるべく優しいものを食べて口内炎が早く治るのを待ちましょう。
こんな場合は病院にかかりましょう
✔︎舌にしびれやしこりを感じる
✔︎腫れものから出血することがある
✔︎腫れものと周りの粘膜の境目があいまいである
1つでも当てはまる場合は放置せず、病院へかかりましょう。口内炎ではなくがんの可能性があるからです。また口内炎があまりに痛くて食べ物が食べられないというときも、我慢せず病院で診てもらいましょう。健康にとって我慢して良いことはありません。
口内炎が治らない!どの病院にかかるべき?
舌癌が心配な場合は、歯科・口腔外科にかかりましょう。近くに口腔外科をやっているところがなければ、普通の歯科医院でも良いです。また耳鼻咽喉科や皮膚科、内科でも口内炎であれば診てもらえるようです。
口内炎に効くおすすめの食べ物に関するQ&A
口内炎に効果的な食べ物として、ビタミンB2を多く含む食品が挙げられます。肉(レバーや赤身肉)、魚(サバ、サンマ、ししゃも、ブリ、うなぎ、アナゴ)、納豆、卵、きのこ類、海苔、わかめ、牛乳などがおすすめです。
口内炎が痛い時に避けるべき食べ物は、熱いもの、辛いもの、酸っぱいもの、固いものが挙げられます。また、弾力のある食品も注意が必要です。塩辛いものや香辛料がきいているものも刺激が強く、口内炎を悪化させる可能性があります。
口内炎が治らない場合は、口腔外科や歯科医院に受診するのが適切です。口腔外科が近くにない場合でも、普通の歯科医院でも診察してもらえることがあります。また、耳鼻咽喉科や皮膚科、内科でも口内炎について診てもらえることがありますが、特に口腔外科の専門知識を持つ医師に相談することが重要です。
口内炎が痛い時の食べ物まとめ
口内炎の原因はさまざまですが、刺激の強い食べ物によってさらに悪化することも少なくありません。口内炎が痛い時は特に食事に注意して、早く治るよう努めましょう。