![セラミック矯正の治療の流れ](https://www.matsumoto.or.jp/toothteeth/wp-content/uploads/2019/08/ceramic-nagare.png)
今回は「セラミック矯正の治療の流れ」について書いていきます。
セラミック矯正の治療の流れ
![セラミックの前歯](https://www.matsumoto.or.jp/toothteeth/wp-content/uploads/2022/11/ceramic04.jpg)
- 初診・カウンセリング
- セラミックをかぶせるための土台作り
- セラミックをセット
- セラミック矯正終了・定期検診
【セラミック矯正治療の流れ①】初診・カウンセリング・検査
まず、歯科医院で初診を受け、カウンセリングを行います。患者さんのご希望やお悩みを聞き、治療の概要や費用、治療期間などについてご説明します。必要に応じて、レントゲンや口腔内の写真を撮影し、歯の状態を確認します。
1. 患者さんの希望や悩みの確認
まず、患者さんがセラミック矯正を希望される理由や具体的なお悩みを確認します。例えば、歯の色や形、並びに対する不満、過去の治療歴などを詳しくお聞きします。
2. 口腔内の診査
口腔内の診査を行い、歯の状態を確認します。これには以下のような診査が含まれます。
- 視診・・歯や歯肉の状態を目視でチェックします。
- 触診・・歯や歯肉の状態を触って確認します。
- レントゲン撮影・・歯根や骨の状態など、歯茎の下に埋まっている部分を確認するためにレントゲン撮影を行います。
- 口腔内写真撮影・・治療前の状態を記録するために口腔内の写真を撮ります。
3. 治療の説明
患者さんの状態やご希望を基に、具体的な治療方法についてご説明します。セラミック矯正のメリット・デメリット、治療期間、使用するセラミックの種類、治療のステップなどを詳しくご説明します。
4. 治療計画の提案
初診で得られた情報を基に、治療計画を提案します。以下のような内容を含みます。
- 治療の流れ・・治療の各ステップとそれぞれの期間。
- 治療費用・・治療にかかる費用の見積もり。保険適用外の場合が多いため、具体的な費用や支払い方法についても説明します。
- 予想される結果・・治療後の予想される結果や見た目、機能面での改善点。
5. 質疑応答
患者さんからのご質問にお答えします。治療について不安や疑問がある場合は、この段階で解消しましょう。例えば、痛みの有無、治療後のメンテナンス方法、治療のリスクなどについてのご質問が多いです。
6. 同意書の説明と署名
治療内容に同意する場合は、同意書(見積書)に署名します。同意書には、セラミックの種類、本数、費用などが明記されています。
7. 次回の予約
治療計画が決まったら、次回のご予約をお取りします。最初の治療日や必要な準備についてご案内します。
初診・カウンセリングは、患者さんが安心して治療を受けられるようにするための大切なステップです。この段階で治療の全体像を把握し、信頼関係を築くことが重要です。
芸能人の歯のような、真っ白なセラミックを入れたい場合は、それに合わせたホワイトニングが3〜4回ほど必要になります。神経の治療やホワイトニングは、終了するのに1ヶ月ほどかかります。
▼ホワイトニングについてはこちらで詳しくまとめています。
https://matsumoto.or.jp/toothteeth/whitening-effect/
【セラミック矯正治療の流れ②】セラミックをかぶせるための土台作り
いよいよ、セラミックをかぶせるための土台を作っていきます。歯並びを治したい部分の歯の傾きやねじれ、位置などを考慮し土台を作っていきます。セラミックをかぶせたとき歯並びが良くなるように、土台の向きを調整しながら削っていきます。
![差し歯の土台と仮歯](https://www.matsumoto.or.jp/toothteeth/wp-content/uploads/2019/08/crown012-300x300-1.png)
土台ができたらすぐにセラミックが入るわけではありません。セラミックができるまでの間は仮歯で過ごすことになります。
かみ合わせに違和感がないか、歯並びはイメージ通りかなど感じながら、仮歯の状態で数日間過ごします。問題がなければ次はいよいよセラミックが入ります。
【セラミック矯正治療の流れ③】セラミックをセット
![セラミック](https://www.matsumoto.or.jp/toothteeth/wp-content/uploads/2022/11/ceramic01.jpg)
仮歯で数日間過ごして問題がなければ、本番であるセラミックの被せ物を作っていきます。セラミックの被せ物が出来上がるまでには1〜2週間ほどかかります。
【セラミック矯正治療の流れ④】セラミック矯正終了・定期検診
セラミックの被せ物が入る=歯並びがきれいになっているので、セラミック矯正は終了となります。
セラミック矯正は被せ物であるため、自分の歯(土台)との間に隙間ができると汚れがたまりやすくなります。虫歯や歯周病にならないため・セラミック自体を長持ちさせるためにも、セラミック矯正終了後も定期的に歯科医院で診てもらうと良いでしょう。
セラミック矯正の治療の流れに関するQ&A
検査では、必要な検査や歯の型取りが行われます。さらに、セラミックを被せるための土台となる歯の神経治療も行われる場合があります。
セラミックをかぶせるための土台作りでは、歯の傾きや位置などを考慮し、土台の向きを調整しながら削っていきます。歯並びが良くなるように調整されます。
セラミック矯正治療では、仮歯を使用します。仮歯はかみ合わせや歯並びの確認をするために使用されます。数日間仮歯を使用し、問題がなければ本番のセラミックを入れる準備に進みます。
セラミック矯正の治療の流れまとめ
![歯のキャラクター](https://www.matsumoto.or.jp/toothteeth/wp-content/uploads/2023/06/ha-no-illust04-460x308.jpg)
いかがでしたか?
セラミック矯正は他の歯列矯正よりも、圧倒的に短期間で歯並びを治すことができます。そのため常に周りからの視線を受けている、芸能人などに支持される矯正方法となっています。
監修
![](https://matsumoto.or.jp/toothteeth/kanshu/img/kanshu.jpg)
医療法人真摯会
クローバー歯科クリニック
まつもと歯科
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