歯科衛生士がお口の悩みに答えます
子供の歯

子供の受け口・しゃくれを矯正すべき時期

今回は「受け口・しゃくれを矯正すべき時期」について書いていきます。

受け口・しゃくれを治療すべき時期

猿の飾り

受け口(しゃくれ)に限らず、子供の歯列矯正は2つの時期に分けられます。

歯科衛生士
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受け口(しゃくれ)に限らず、子供の歯列矯正は年齢によって2つの時期に分けられます。

 第1期:6〜10歳

 第2期:11〜15歳

このように分けられるのには、お子さんのあごの成長歯の生え変わりの時期が関係しています。骨の成長を利用しながら顎の形を整え、歯をきれいに並べていくのが子供の歯列矯正の基本的な考え方です。

子供の歯の生え変わりについてはこちらでまとめています。

https://matsumoto.or.jp/toothteeth/haekawari/

第1期治療(6〜10歳)

小学校入学前後小学校中学年くらいまでが第1期治療の時期に当たります。この時期は乳歯と永久歯が混在している時期で、永久歯がきれいに生えてくるように顎の大きさを調整したり、かみ合わせのバランスを整えます

乳歯と永久歯が混在している状態でも、装置などをつけず観察のみで永久歯が生えそろうのを待ち、永久歯が生えそろったタイミングで第2期治療を始めることもあります。

friend
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歯並びやあごの骨の状態によるのね


第2期治療(11〜15歳)

小学校高学年中学3年生の時期です。この時期は乳歯が抜け永久歯が生えそろった時期。大人の歯列矯正と同じように本格的に歯を動かし、歯並びをきれいにしていきます。

歯科衛生士
歯科衛生士
学生や高校生の場合は、基本的には第2期の治療からになりますね。

 

早期から受け口を矯正するメリット

風船

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早くに治した方がいいんだろうけど、お金もかかりますよね?

第2期の治療が必要なくなることも

第1期治療(6〜10歳)ころから歯列矯正を始めていると、第2期の治療が必要なくなったり、簡単な治療で済む可能性があります。また歯並びや不正咬合がそれ以上悪くなるのを防ぐことができます。

ただ身長や体重などと同じで、あごや顔の成長は個人差が大きいです。しっかり検査・診断を行っても予想通りに成長しないこともあります。そのため、必ずしも第1期治療を行っておけば第2期治療が必要なくなるとは言えません。

抜歯のリスクが減る

また永久歯が生えそろってから行う矯正では、歯並びを整えるために抜歯をすることも多くあります。しかし早期から歯科医院で相談していれば、あごの成長に合わせながら歯列矯正を行うことができるので抜歯しないで済む可能性が高まります

外見を気にするころ歯並びに悩まなくて済む

歯列矯正は、矯正方法によっては外見見た目に影響を及ぼすのが事実です。早期から歯列矯正を始めれば、中学生や高校生など外見をより気にし始めるころには、歯並びがきれいに治っている可能性が高いです。

特に骨格が原因で受け口になっている場合は、下顎が前に出るのを抑えるためにチンキャップという装置をつけていただくこともあります。大人になってから治すのは難しいが顎の成長期にある子供の場合は下顎が前に出るのを抑制しながら成長させることできれいな輪郭になることが期待できます。

 

早期から受け口を矯正するデメリット

子供

歯科衛生士
歯科衛生士
まず思い浮かぶのは金銭面でしょうか。

経済的な負担が大きくなる

第1期治療、第2期治療行うとなると、治療期間が長くなるとその分経済的な負担も大きくなってきます。

あくまで目安ですが、第1期治療ではおよそ15〜50万円ほど、第2期治療ではおよそ20〜120万円ほど費用がかかります。費用は使用する装置によって様々で、歯科医院によっても料金の設定は変わります。

虫歯や歯肉炎のリスクが高まる

歯科衛生士
歯科衛生士
大人でさえ、矯正装置が入っている状態での歯磨きは難しいです。

歯列矯正の装置によっては、歯磨きがとても難しくなります。それにより虫歯や歯肉炎のリスクが高まることも。どこまでお子さん本人が頑張れるか、歯科医院に頑張って通えるかが重要になってきます。

子供がストレスを感じる可能性

また大人でさえ邪魔に感じる矯正装置ですから、子供はより嫌がるでしょう。矯正によって子供は大きなストレスを感じるかもしれません。

 

子供の受け口(しゃくれ)を矯正すべき時期まとめ

子供たち

いかがでしたか?

お子さんの歯並びが気になったり歯科検診で指摘された場合は、早めに歯科医師と相談し、歯列矯正を始めるべきかどうか決めていけると良いでしょう。

 

監修

歯科衛生士

医療法人真摯会
クローバー歯科クリニック
まつもと歯科

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