今回は「インビザラインのアライナーが浮く原因・対処法」について解説します。
目次
インビザラインのアライナーが浮く原因
インビザラインを始めたてであったりアライナーを交換したての頃は、アライナーが歯にフィットせず浮くように感じることがあります。
はじめから全ての歯にぴったりフィットしていたら歯に力がかからず、歯も動きませんので、浮くように感じるのは珍しいことではありません。
次のアライナーへの交換が近くなってきてもまだ浮いていたり、あまりに歯にはまっていない、不安定というような時は歯医者に相談しましょう。アライナー自体に問題がある可能性があります。
インビザラインのアライナーが浮くときの対処法4選
インビザラインが浮くときの対処法をいくつかご紹介します。
【インビザラインが浮くときの対処法①】装着時間を見直す
インビザラインの場合、アライナー装着時間は1日20〜22時間です。その他のマウスピース矯正の装着時間は、以下でまとめています。
これらの装着時間を守れていないと、歯が予定通り動かず、インビザラインが浮くようなことが起こります。特にインビザラインは装着時間が長いですが、守れば確実に歯並びは治ってきます。頑張りましょう。
【インビザラインが浮くときの対処法②】アライナーチューイを噛む
アライナーチューイとは、歯医者でもらえるガムのようなものです。
インビザラインを始めたてやアライナーを交換したての頃は、特にアライナーチューイが有効とされています。アライナーチューイを5分ほど噛んでから、インビザラインを歯にはめてみましょう。噛む前よりなじみやすくなるかもしれません。
【インビザラインが浮くときの対処法③】1つ前のアライナーに戻す
アライナーを交換したての時、インビザラインの浮くような感じがあるときは、1つ前のアライナーに戻ってみるのも手です。1つ前のアライナーをつけて2〜3日過ごすと、本来のアライナーがぴったりはまることも多いです。
早く効果を得たいからと無理に次へ進むと、かえって逆効果になることもあります。
【インビザラインが浮くときの対処法④】歯科医師に相談する
上記の方法どれを試してもインビザラインが浮くようであれば、アライナー自体がおかしいのかもしれません。場合によってはアライナーの作り直しになることも。早めに歯科医師に相談しましょう。
インビザラインのアライナーが浮く原因・対処に関するQ&A
インビザラインのアライナーが浮く原因は、初めての装着やアライナーの交換時に、歯に完全にフィットしないことがあります。これは歯の動きに合わせてアライナーが調整される過程で起こる現象です。
インビザラインのアライナーが浮く状態は、インビザラインを初めて使用する際やアライナーを新しいものに交換した際によく見られます。歯の運動に従ってアライナーが調整されるため、初期段階でアライナーが歯に完全にフィットしないことがあります。
インビザラインのアライナーが浮く場合の対処法として、以下の方法があります。
1.装着時間をしっかり守ることで、歯の動きを促進し、アライナーがフィットするようにすることが重要です。
2.アライナーチューイを噛んで噛み合わせを調整することで、アライナーのフィット感を向上させることができます。
3.インビザラインが浮く場合、1つ前のアライナーに戻してみる方法もあります。適切なタイミングで進行することが大切です。
4.解決策が見つからない場合は、歯科医師に相談して専門家のアドバイスを得ることが重要です。
インビザラインが浮くときの原因・対処法まとめ
インビザラインを始めたてであったり、アライナーを交換したての頃は、アライナーが浮くように感じることがあります。お伝えしたような方法で治ることもあれば、マウスピース自体に問題があることもあります。どれを試しても浮きが治らないようであれば、早めに歯医者へ連絡しましょう。
監修
医療法人真摯会
クローバー歯科クリニック
まつもと歯科
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